花の里からのお知らせ(2011)
- 2011/12/25 クリスマス・リサイタル
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12月25日 クリスマス。和田中学校のブラスバンド部の皆さんが演奏に来てくれました!!!
やっぱ、クリスマスっていうのはこう、和やかな雰囲気で過ごしたいですねぇ。
また来年も、お待ちしております。メリークリスマス☆♪ - 2011/12/25 館山のジャスコへ行ってみました
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ツリーがハンパなくデカくてはしゃいだ職員を他所にまったくもって無関心…。
- 2011/12/24 サンタクロースは実在する
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クリスマスイブ。花の里には
いつも来てくださるアコーディオンのおじさんが自前の衣装でサンタクロースがアコーディオンを持ってやって来ました。
いつも素敵なひとときをありがとうございます★メリークリスマス! - 2011/12/23 もちつき~男編
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クリスマス付近になると、ソワソワするのが餅つき。
餅つきって、どーも職員は必死なんですが…皆さんは普通な日常なので「ほぉー、やっとるなぁ」という感じで達観してます…。
よいしょーっ!という掛け声もなくただただ、男性職員の「…ングっ!」「…んふっ!」というリアルな声とぺたんという音が響びき渡ればブルースは加速していく…。 - 2011/12/23 もちつき~女編
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そんな男性職員をよそに女性職員はせっせと餅をこしらえていきます。ベテラン職員が若いコたちに世間話を交えながら伝統を伝えていく姿…。
こうして、世代が引き継がれていくのですね…。頑張れ!ニッポン! - 2011/12/23 エマ
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正月前に、絵馬つくろーよ!とみなさんで絵馬を作りました。
スタンプ係できたものをまとめる係それを観ている係テレビを観ている係それぞれにできることをして絵馬はできました。
これが正月に玄関を飾るんだろうなぁ…。
______歳をとると、誰しもが皆物を忘れや身体が動かなくなることがあり思うように出来ず、イライラしてしまいます。でも、何かしらのかたちでみんなの輪に参加し自分のできることをすることや誰かしらに頼んで自分の役割を伝えていくこと。そうして「いきている」と実感できるのかもしれません。
無理なことが無理だとわかっても大切なのは、そこじゃなくてそれが「ひとりじゃない」ということを実感できるように。 - 2011/11/21 クリスマスイルミネーション
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中庭の木にクリスマスっぽくイルミネーションをつけてまーす。
でも、点灯する頃にはみんな眠たいのか、もう部屋に戻って眠ってしまっていますが…。
自然な形で節電になってしまった...。
(※もちろん、楽しみにされている方もいますよ…) - 2011/11/20 みんな待ってます
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寒空の下。やや暖かい木漏れ陽のさす中庭で
みんなは、それを待っています。
「なんだい。これは」皆さんが心配そうに見ています。
火がおこせない、最近の若者を寒いのに半袖・半ズボンの若者を心配して
寒空の下、みんなは、それを、まっています。
もうね、こんな待ってると待つのが面倒くさいから最近の話をします。
それでも、みんなそれを待っています。
それが何か、もはやちょっと忘れてるかもしれないけれど…
!!
キタァー!!!
芋!芋!そして、芋!!!
みんなこれを待ってたのです!
職員が焼きたての芋をもっていってウキウキ気分で渡します。「さー、食べて!」
「いや、私はね、ウチに...。」こう言います。
って、
もはや、忘れてるwwww(でも、このあと、待っていたことは忘れたかもしれませんが、お芋は食べました)
「美味しいねぇ」とこういった写真が欲しかったのですが…
結構、職員もてんやわんやで食べましてみなさんに大盤振る舞いしちゃいまして写真が…なかったけど
次回は、できたら落ち葉を集めて焼き芋したいですねw(ショウボウホウ?)今日の名言「やっぱ、女の子は芋がいい」(=女性は芋が好きだ、という都市伝説) - 2011/11/19 女心と、うわのそら
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いきなり、鏡を見て、なにかソワソワしていた。
髪をとかしたりして…。
今日がなんの記念日なのか。何がきっかけだったのか。
それは、よくわからないけれど。でも、口紅を渡すと、うまく紅をひきはじめた。
わからない。突然だった。
普段は、周りの人によく話しかけるけど普段は、机にうつぶして眠ってしまっているけれど
どういうわけか、めかしこんだ。
そして、午後には眠った。
わからない。でも、綺麗だった。それがあたかも、授業参観にいくかのように見えた。
そんな思いを巡らせながら一緒に過ごす。
それが介護の「深み」なんです。 - 2011/11/17 行列のできる予防接種相談所
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インフルエンザの予防接種の日。
こんな光景が...。
わかっているけどこう、並んでもらってるのが悪い気がしてなりません。
そんな時はその列の横で「あー、遅ぇなー」「まだかなー」とボヤくしかありません。
一緒の世界で、一緒の気持ちであること。それも、大切なのです。
向き合うことよりも同じ方を見ることのほうが気持ちが寄り添うのかもしれません。
けれど…
こんな行列は………。 - 2011/11/13 いないけど、いる
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天気が良くて、体調がいいのでちょっと家まで帰ろうか、と家に帰った。
家に帰ったが、少し急だったので、家の人は居なかったが、あの時と同じようにその犬が居た。
ただ、家人が不在なためか、やや機嫌が悪いように構える犬。それを見て、おなじように硬い表情で睨み返す。
花の里から持ってきた写真を郵便受けに入れて、そのまま花の里に帰る。
車の中で、言った。「なかなかですねー」 - 2011/11/13 わかっちゃいるけど、やめられない。
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1ヶ月に1回、どこかに出かける男性。
出たい時に出たいけれど、出れなくなると、すごい勢いで怒鳴りつけます。
ただ、「最低限の保障」として「予定を決める」ことで安心した日々を過ごしてもらいたくそう決めました。
しかし、彼は言うのです。
「ジャスコに行きたい」と。
ジャスコに行って靴下を買う、と。
いやいや、近所の服屋の方が安いよ、と言っても彼は言うのです。
「ジャスコに行きたい」と。
行くと決まってみるのは、生鮮食品コーナー。
そこで美味しそうな惣菜をジロジロ見るのです。
糖尿病で、食事に制限のあるこの人は。
「おいしそうだねー、でも、たべれないねー」
そう後ろで切なそうに話しかける職員。
切ない外出。
まだ、彼は60代。
そうして、花の里に戻ってきて、またイライラしている…。
行かなきゃいいのに…。
でも、彼は言う。
「ジャスコに行きたい」と。
わかっちゃいるけど、やめられない。
- 2011/10/31 野球離れの影響
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10月31日
この日はセ・リーグ、クライマックスシリーズの初戦
ヤクルト×巨人の天王山。
しかし、地上波で放送されていないため、花の里でBSが映る場所で巨人ファンの方に夜中まで開放しました。
結果は、あいにく巨人の負け。
「これはこれは、大変でしたね。」とイヤミったらしく言う職員は大の阪神ファン。
「どーも、ありがとうね」とイヤミったらしく返します。
これぞ、健全なる巨人ファンと阪神ファンの掛け合いですね。
- 2011/10/29 秋の夜
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夕食も終わり各部屋を見回ると、男性が2人並んでベッドに、ちょこんと座っていました。
「この人の弟と知り合いで。。。」そうして、珍しく来ていた方と久しぶりに再会した2人。
何を話していたか、わからない。懐かしい話をしているだろうなぁ。
「あの人は、どうなった」「あの場所はどうなった」そうして、こうして夜が更けています。 - 2011/10/28 アニマルセラピーなんて信じない
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「こーとーばが、でーなーくて...」といつも、自分の障害で言葉が出ない。
実際、言葉よりも普段の生活の中で何がしたそうだとか、何を言いたそうとかわかるけれども...彼女は、いつも気にしている。
そんな彼女は家で猫を飼っていたので、富浦にある「ニャンだパーク」へ遊びに行ってきました。帰ってきて言いました。
「ほんとにいい所で、猫がかわいかった。今日は、あんないいところに連れて行ってありがとうございました。本当に、ありがとう。」
・・・・
・・・・・・・・
すっげぇ、喋ってる・・・。スラスラと言葉が出る彼女にみんなが言いました。
「言葉が出てますよ」
--------------------------アニマルセラピーが高齢者にイイという。それが、どういった経緯でどうして効くのかよくわからない。けれど、その人の好きなことがその動物であって、とても笑顔になれて今日と言う一日が、その人の人生においてかけがえの無い一日になってくれたとしたらそれでいいと思う。
それが、セラピーだとか、なんだとかいうことは置いといて。 - 2011/10/19 緊急時対応型トイレ
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1階のお風呂場にトイレが出来ました。といっても、ポータブルトイレをおいてコンパネで囲った「工事現場にある様な」見た目は、あまり良くないかもしれないトイレ。
お風呂に行くとなぜかわからないけどトイレに行きたくなる。さっきは行きたくなかったけど来てみて裸になったら...なぜか行きたくなる。そんな時に、このトイレを使えるように浴室内に作りました。でも、案外・・・中に入ってみたら居心地が良かったりして。。。
(って、オジイサン、半袖で見学ですか... - 2011/10/09 地元祭礼ツアー2011①101歳の神輿
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その日の10日前、彼女は夕飯の後、なぜか車椅子で食堂を駆け巡った。どうかしたのかと思い顔を覗くと、いつもの笑顔があった。心配だったが翌朝は、何ごともなく過ごしていた。------------------------------------また、彼女は地元の祭りに帰ってきた。今年は神輿がでない、となぜか言った。去年、来た時に30分待ったことを覚えていたのだろうか。彼女は、そう言った。
でも、今年も神輿はやってきた。孫がその神輿を担いでやってきた。
「これ、ばあさんに」と、お孫さんが差し出した左手には彼女の名前が彫られた木札があった。
そのときには、雨がだいぶ降っていたけど彼女の上には2、3本もの傘が差し出されていた。
雨よりも、何よりも、誰よりも彼女が、この祭りには必要なんだよね。
ねぇ、おじいさん...。
- 2011/10/09 地元祭礼ツアー2011②首の件
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そして、いつものように、和田浦駅に山車が集まる14時にあわせてやってきました。
祭りに行くと知っている人に必ず逢うんです。「あら久しぶりねw」なんて祭りから少し離れて駅の中で話す二人。そんななかまた山車の上の人形の話を去年と同じように「あの首を。。。」と嬉しすぎるほど話す。
1年経って、また逢って1年経って、また話す。
でも去年来たあの人は、もういない。ふと、祭りの喧騒の中で思い出し少し寂しく思いました、がまた同じように「あの首を。。。」と同じ件(くだり)。
そうか、変わらないものもあるんだっけ。ココにも、この心にも。 - 2011/10/09 地元祭礼ツアー2011③行かない理由
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ここは、鴨川市江見__いつものようにそこの出身の3人組をお連れしていこうと思ったら...
「お、おれは行かないよ!」
と、いつもはイの一番で行くという人が断固として拒否。
「なんで?」「なにかあったの?」「どこか調子悪いの?」いつものことがいつもじゃないとやたらと心配する職員たち。
2人きりでよくよく聞いてみると「み、みんな、いなくなっちゃったんだ」という。
そうだった。いつもは家族の人達が迎えに来て、家族のみんなで祭りを見て、現地で集合するんだったっけ。でも、今年は「み、みんな、家にいないんだよ」と、どうやら、今年は用事があって迎えに来なかったようで...
でも、しきりに職員は言う「奥さんは?!奥さんはいるでしょ?!」
すると、しばらく黙って「。。。いないよ」と言う。
そうか、遠慮をしていたのか、と感じて半ば強引に誘う。
「いこう!」すると、にやけた顔をして地元に出かけていきました。
でも、向こうで奥さんに逢えたときが一番ニヤけていましたけどね - 2011/10/07 かもしー珍道中(10月7日編)
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さてさて、今年もやってきました!鴨川シーワールドへ遊びに行こうツアー!
今回は第一回。ほらほら、見て下さい!着いただけで、この喜びよう!!車中では「よく行ったわねw」「行ったことがあるわw」「あ、あそこなら庭みたいなものよ」と大賑わいでしたが...
はてさて、どうなるものか
こちらは亀と一緒の写真ばかりでした。ほんと、亀と一緒の写真ばかり。あ、これも。これも。
あ、これまた、これも…って
明らかに亀と一緒に写そうとしている撮影者の意図が、伺えます…。
確かに、花の里で飼っている亀をいつもいつも面倒を見ているのは職員ですが彼女なのですが…実際はフランクフルトに感動をしていたようで、帰りの車中でもあれはおいしかったwと話されていたようです。しかし、写真ではキャッチできませんでしたが、亀を見るとついつい「亀!亀!」と指を指して喜んでいたようでした...。
最近、花の里に引っ越してきた方です。「昔、来たことあるわー」と関西訛りで話をされた。
「わたしは、昔は、こちらに来たときコトバがわからんかったから」と車の中で意気揚々と話されていた。
イルカのショーでニコニコ笑い、海老に興味津々で、サツマイモポテトを食べながら園内を散策。
じゃ、おみやげを買いに行こうかーとお土産屋さんで買ったものは・・・
エンピツとピンクのぬいぐるみ。
「字の練習したいんよ」と...。にしてもピンクのぬいぐるみって...なんだろうか...。
「お腹が空いたわ」と着いた途端に言ったのはこちらの方。
売店で中華まんを買い、すぐにペロリと平らげた後、イルカやシャチのショーを見て、水槽の魚の群れを見ながらも、何か、想いに耽(ふけ)っている。
・・・
・・・・・・
ぼくらは、彼女のその想いの深さを知る由もなくただただ、彼女の思索はぼくらのあずかり知れぬ宇宙の中でシナプスの電気回路も解けぬまま、ただただ、長期記憶と短期記憶を行ったり来たりしているのだろうか...。
と、そんなことをおばあさんの背中を見ながら思うとある水槽の前で、こう言ったのだ。
「このマンボウは食べられないのかしら」
昔、マンボウを良く食べていたそうだ。。。。そう、何も考えることはないのだよ。人と人との間には。 - 2011/09/12 あまのはら
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2011年9月12日
今夜は、十五夜。夜勤者も団子をコンビニで買って持ってきて、お月見。
眠れない人も今夜はお月さんでも見ようさ、と一緒に団子をほおばりました。もちろん、月よりも団子。見上げることなく「ごちそうさまです」と頭を下げて、眠ってしまいました。
トイレに向かう人に「今宵は十五夜だけど、そういえば百人一首に「三笠の山に出でし月かも」って下の句があったけど、上の句はなんだったかな?」と聞くと「なんだったかしら」と言いながらトイレに入っていきました。
その後、トイレの呼出がなって行ってみると「天の原よ」と、笑顔で上の句を思い出し、教えてくれました。
今宵今夜のこの夜にカーテンを閉めるなんて、野暮じゃないかと部屋のカーテンを開けて眺める月の なんと輝かしいことよ。
他の人にも見せてあげようとカーテンをあけましたが屋根で見えずに「やーねー」と・・・。・・・
天の原 ふりさけ見れば春日(かすが)なる 三笠の山に出でし月かも
安倍仲麿(あべのなかまろ) - 2011/09/09 おすめすかめです
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「亀が2匹いるらしい」そんなうわさが、広まったのは先日のこと。どうやら、職員の家から中庭に亀がやってきて棲んでいるそうな。
しばらく探して「そこにいるよ」といわれて見てみると、そこには、何もいないしばらく探して「そこにいるよ」といわれて見てみると、そこには、何もいない・・・また、しばらく探して「そこにいるよ」といわれて見てみると・・・やはりそこには、何もいない。
・・・をかれこれ5,6回繰り返したので本格的に探しました。
はい、亀さんね
・・・みつかりましたよ。
箱の裏に、しかも頭を引っ込めて隠れていました。
メスの亀。
春には卵を産む(?)そうですが・・・いやはや・・・どうなるものか。
(ずっと棲んでいる亀はオスなんですが、あえてめぐり合わせようとしていません) - 2011/09/04 敬老会2011
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今年も敬老会を開催させていただきました。
今年の敬老会の式次第→理事長の加藤より挨拶と来賓の方より祝辞を頂戴いたしました。そして、例年通り記念品も贈呈させていただきました。
みなさま、おめでとうございました。そして、ありがとうございます。
また今年は、諸事情により寿司ではなく練りきりでの「お茶会」スタイルでした。例年のように寿司を楽しみにしていらしたみなさんすみませんでした・・・。
今年も地元のコールカメリアのみなさんのご協力でお祝いさせていただきました。
今年は職員の催し物もなく、たいへん申し訳・・・・
・・・・あれ?
コールカメリアさんの向かって右端に・・・??・・・・
職員の出し物
!
ちがう意味で申し訳ございませんでした(本人、とてもまじめにしております) - 2011/09/01 長月
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久々に更新しています。久々に寮母室にあるカメラを見てみると9月1枚目の写真は
・・・
・・・・・・
縫い物?をしている方とそれを教えてもらっている(?)職員の写真でした。
なんでもない日常が一番ですね。
でも、最近外出もしてないし、外で食事もしてないのはなんでもない日常○じゃないよな・・・ - 2011/08/31 タラス
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列島を震撼させた台風12号。
その前に、花の里でもよしず・すだれをしまいました。(雨戸は無いです。。。)
それを眺めていた方に少し手伝っていただきましたが…いつのまにか…ほどけていた縄が…戻って…いました…
片方の手動かなかったんじゃないんですか… - 2011/08/24 納涼花火大会2011
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さてさて、今日は花の里の玄関先でみんなで花火でもしましょうと集まっていただいたみなさん。
夕飯を済ませると早々に、玄関先に出て夕涼みをされていました。と、そこへ
犬を散歩していたご近所の職員方がたまたまやってきました。
「あら~、かわいい犬ね~」「あら、大きい!」「いま、いくつ?」
・・・
・・・・・・・
みなさん、花火を忘れないで下さいよ~…。思わぬ人数
!!!!!!
ぽつぽつ集まり始めたので出来る人から手に持つ花火でもやりましょかー
ということで
みんなで花火を楽しみました。
いやーあたり煙でいっぱいで楽しいったらありゃしないw
手持ちの花火が終わった頃さて、いよいよ
どかーんと打ち上げ花火に移ります!
(市販のですけど・・・)
さてさて最後は、花の里名物ナイアガラです。
一同に固唾を呑んで花火の行く末を待ちます。
見事今年は大成功!!?
一同、拍手喝采のうちで花火大会は終わりました。
皆さんの家では今年は花火、しましたか? - 2011/08/13 この明かりで…
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「あ、そうだった」と前日になって揃えたお盆セット藁(わら)、ミソハギ、米。
今年もお盆がやってきました。
花の里で、最期を看取らせていただいた方も少なくないので職員も、その友人の入居者の方もこぞって「迎え火」「送り火」に参加してくれて、こういうときに 亡くなっていった方を思い出します。
「この明かりで、ござらっしぇ」そう言って、花の里は今年もお盆を迎えました。
そして、ご家族の面会の方もたくさん帰ってきました。
今年も夏が終わるのか…。少し、寂しい気分です…。 - 2011/08/04 いろんな命の家
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中庭にも外庭にも木には鳥の巣が出来ていました。これから、どんな鳥がやって来るのかドキドキとハラハラとドキドキとしています。
ところで、これは・・・鳩なんでしょうか。
それとも・・・ - 2011/07/17 花の里祭り2011
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いよいよ今年も入場無料の食べ放題のみ放題来ないと絶対、損をする花の里祭り2011が開催されました。
地域の皆さんに日頃の感謝をこめた祭りも今年は、なんと初めて玄関前で開催しました。当初は、川の横で危なくない?誰か落ちたら怖くない?と心配でしたが…案外、櫓(やぐら)を立ててみたら結構、イケるかもいや、かなりイケるかもと少し調子に乗ってしまい、ウキウキ&ソワソワする職員一同なのでした。
普段は、亀に水を遣りに行く方も今日は、すっかり祭りモード(祭り=スーツ?)
午前中外から祭囃子が聞こえてきました。祭りって、午後からだったような…
と、みてみると外には地元の大原の山車が!!
今年は、例年と違い暑くなる前に節電を考えての早めの開催だったため
ちょうど、この花の里祭り2011と同日に大原祭礼が重なってしかも、早くにきていただいたのでなんだか倍に得した気分でした。
しかも、みんなで円を描いての踊りは感動でした。
大原のみなさん今年もありがとうございました。
そして、今回も模擬店やお子様も楽しめるイベントはみなさまのおかげで大盛況でしたねw★
焼きそば、焼きおにぎりフランクフルト、唐揚げ枝豆、スイカところてんジュース、アイスビールビールいやぁ、自分が職員じゃなかったら良かったのに
みなさん、ご来場ありがとうございました。
そして、そしてみなさま、祭りにやはり欠かせない皆様もお越しくださいました。
竜宮松風囃子のみなさんキッズリズミックのみなさん八重会のみなさん三芳八幡太鼓のみなさん
みなさんのおかげで花の里のみんなだけでなく来場していただいた皆さんが1つになった祭りになりました。
ありがとうございました。
エピローグ
忘れられない光景があります。
この写真___
出演していただいた方が出番が終わり、ステージの前にいた方を囲んで話をしているそんな場面です。
なにげなく、この風景に溶けているこの光景がみたくてこの花の里祭りが始まり、それが、花の里がこの南房総市和田町にある「存在理由」の一つではないでしょうか、と思うのです。
施設であって、施設でないこの町にある「場所」のひとつなのだ、と。
まだ、未だに「施設」というとやはり足が遠のいてしまいます。
花の里では、ボランティアも見学される方もご連絡いただければ、いつでもお越しになってください。
介護が必要な方だけでなくこの町に住んでいるという理由でも、ただ「気になったから」でもかまいません。誰もが、いつでも来ていただけるようなそんな「場所」を目指しています。
ただ、まだその「水準」まで達していないのが現状であることは否めません。これからも、そんな「バリアフリー」な花の里を目指していきますのでみなさま、これからも花の里をなにとぞよろしくお願いいたします。
追伸職員も募集しています。。。 - 2011/07/10 キネマ
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毎年、梅雨時に恒例の映画鑑賞会。キネマ華の郷。
今回はあの名作「用心棒」
実は、今回の企画担当者がずーっと好きだった作品で「みなさんにも見ていただきたいっ!」っていう単純な想いで今回の上映作品に。
時に、相手を思う自分の気持ちを大切にしたいのです。
中には、家に帰る時間も遅らせて「映画を観るなんて、何十年ぶりだったかしら」と喜んで帰られた方もいました。
が…最後まで見ていただいた方に「やっぱ、白黒だと見えないね」と言われ…
そっか…
そうですよね…
やはり、「観てほしい」という気持ちだけではダメでしたが良い鑑賞会になりました。
ありがとうございました。
次回は「少年時代」がいいなぁ…私が好きな。 - 2011/07/03 納涼祭にむけて
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7月の17日に開催される納涼祭「花の里祭り」に向けて館山に服を買いに出かけました。
それにしてもこの方、出かけるといつも不思議な「マスコット」に出会うのはなぜなんでしょう…?
31アイスクリームを食べて帰ってきたことはみんなには秘密です。 - 2011/07/03 ODOYA
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カメラをチラッと見るとこんな画像が入っていました。
それは南房総では有名なチェーン店のひとつODOYA。ブラーっと隣町のODOYAに行ってきたんでしょうか。職員も、今日は何にしようかしら、と考えながら買い物をしていたんでしょうかね…。
同じものを同じ目線で見ることは大切です★ - 2011/07/02 願いゴトが叶いますように
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7月7日は七夕。
最近の子どもたちも「願い事」を書いているんでしょうか。
今年も花の里ではそこかしこで ご入居者さん×職員という1対1の七夕会議が繰り広げられていました。
ご利用者様のニーズを言葉にし、それをお互いの同意のもと短冊にご利用者様の「気持ち」を時として、ご本人様のおかきになる字で短冊に残す「願い事」…。それこそが真の自立支援であり生活支援であります
。。。。が、
「ねーねー、おじいちゃん」「ん?」「七夕なんだけど、何か願イゴトある?」「・・・・」「ほら、なにかあるでしょ?」「・・・・」「あ、例えばね、ほら、コーヒー飲みたいとか」「・・・・」「あ、じゃあ、植えた花が咲きますように、とかどう?」「(笑って)うん」「わかったw。じゃ、あ、私、書いておくよ」「(照れながら)うん」
・・・と、結局は、職員の提案した「願イゴト」になるのでした(笑)
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「なにか願い事がある?」「なにか食べたいものがある?」「なにがしたい?」
そう聞かれても答えがしっかりと帰ってくるなんてないんじゃないかと薄々、きづいています。そんな質問よりも一緒にすごしてきてああ、コーヒーが好きなんだああ、庭いじりが好きなんだこのテレビ番組がすきなんだそんなことが、なんとなく分かっていく。願い事は口から出る言葉じゃなくて一緒に過ごしてきたからこそ分かる日頃の生活にこそあるのではないでしょうか。花の里は、そのために数十年と一緒に過ごされてきたご家族の方にお聞きすることもあります。幼いときに笑った、あのエピソードや思い出に残っている、あの風景を。
そこにこそ「ねがいごと」があると信じて。